日本産淡水貝類図鑑 @ 琵琶湖・淀川産の淡水貝類
ピーシーズ生態写真図鑑シリーズ 1 改訂版
ピーシーズ
2003年に発刊し、好評を得てきた図鑑の改訂版。一部の標本写真の差し替えや、矢印による図示を増やし、より分かりやすいように努めた。時間の経過とともにレッドデータ種のカテゴリーも変化しているが、それらを含め最新の情報となっている。淀川特有の水環境であるワンドと淡水貝類については、半世紀以上の年月をワンドとともに過ごしてきた紀平氏が詳しくまとめている。琵琶湖の貝類などについては、滋賀県立琵琶湖博物館主任学芸員の松田氏が写真とともに詳しく解説している。
エコ育絵本 ちきゅうのなかまたち@ かわはいきている
チャイルド本社
山に雨が降り、滴となって流れ出す。小さな流れは、川となり下っていく。やがて母なる海に到達し、海からは雲が生まれる・・・。水の循環をテーマに、淡水に生きる生き物たちも紹介した写真絵本。12冊のシリーズで、毎月様々な生き物や自然を取り上げる「ちきゅうのなかまたち」の4月号、創刊1冊目となる。本シリーズは幼稚園などへの直販方式をとっているが、一般書店での取り寄せも可能(4月以降)。
ふしぎいっぱい写真絵本15 たんぼのカエルのだいへんしん
ポプラ社
本州で見られるほとんどの種類のカエルが、生活史のなかで田んぼと関わって生きている。そのなかでもトノサマガエルは、田んぼのカエルの代表種といえるだろう。この本では、トノサマガエルのオタマジャクシの成長を追いながら、他にも10種類のオタマジャクシを紹介している。オタマジャクシが成長するなかで、私がもっとも驚いたのが、本書でも紹介している前肢が出てくるシーンであった。少しずつ成長する後肢と異なり、前肢は皮膚の下で予めできあがっていた肢が、左側ではエラ穴から、右側では皮膚を破って出てくるのである!カエルに変態していくオタマジャクシの姿は、驚きの連続である。
キンダーブック しぜん3 「はるのおがわ」
フレーベル館
日本の原風景ともいえる“春の小川”をテーマに、小川という水環境に暮らす様々な生き物たちを紹介した写真絵本。“春の小川”をイメージする写真に、『どこかで春が』、『めだかのがっこう』、『春の小川』などの唱歌を重ねた構成となっている。是非、現代の子どもたちにも“春の小川”を知ってもらいたい。一般書店では購入できないが、ネット販売などが利用できる。
ふしぎいっぱい写真絵本14 ヘビのひみつ
ポプラ社
ヘビほど人によって好き嫌いが分かれる生き物も少ないだろう。人類史はじまって以来、ヘビは嫌悪の対象となってきた。その反面で、神聖な動物として敬われてもきた。怖い存在に思えるヘビであるが、偏見も含め正しく理解されていない部分も多い。この本では、アオダイショウの生態を追いながら、ヘビという動物を分かりやすくまとめてみた。写真の扱いが大きいため、大迫力の写真絵本となった。是非、ヘビの世界をのぞいていただきたい!2009年2月16日の産経新聞、2月28日の朝日新聞などに紹介された。
鍬形
ジュリアン
いつの時代も子どもたち、いや大人までも熱狂させる昆虫が鍬形(クワガタ)ではなかろうか。戦闘的な性質と相まって、大きく伸びた大アゴの形はどれもが美しいデザインだ。世界ではおよそ1500種類が知られる鍬形であるが、ここでは代表的な種類の他に、少しマニアックな種類も含めてみた。
兜虫
ジュリアン
昆虫を代表する虫が兜虫(カブトムシ)であろう。頭部や胸部から突き出した角のデザインには近未来的な匂いも漂う。そんな角をメーンにフォーカシングしている。その鋭いデザインは、鍬形の大アゴとは双璧をなすものだろう。「鍬形」ともに特典としてポストカードが付いている。
今、絶滅の恐れがある水辺の生き物たち
山と渓谷社
誰もが知っているはずの身近な生き物までも、絶滅が心配されている今日。この本では、魚類ではメダカ、両生類ではトノサマガエル、水生昆虫類ではタガメとゲンゴロウ、貝類ではマルタニシ、爬虫類ではニホンイシガメの6種類を選び、その生態と保全について市川憲平氏らの専門家が執筆している。メダカのスニーキングやカエルのツボカビ菌などのコラムも充実。日本の水辺では何が起きていて、どうすれば復活することが可能となるのか、生き物の視点でまとめた1冊。
水の名前
平凡社
地球上に存在する水の3%に満たない、わずかな量の淡水。「水の循環」においても、淡水は極めて重要な役割を果たしている。また、我々の飲水ともなる淡水は、多くの生き物たちの生命をもつないでいる。この本では、日本の川や湖沼、田んぼなどの淡水環境の写真に、四季折々の水に関する言葉をコラボレートして構成している。世界的にみても水が豊かな国、日本。美しい「水の国」を再認識していただけたら幸いである。
亀
ジュリアン
カメの最も顕著な形態的特徴として甲羅の存在がある。甲羅は種類によって鮮やかな色彩であったり、その形は奇抜なものも含めて様々。ペットとしての絶大な人気は、そんなカメ独特のものだろう。この本では、カメの表情などにもこだわり、カメの魅力をできる限り引き出すよう努めている。特典としてポストカードが付いている。
淡水類
ジュリアン
日本の川や田んぼなどに暮らす生きものたちを、ここでは「淡水類」という形でまとめた。渓流魚やナマズ、ドジョウ、ゲンゴロウやタガメ、小型サンショウウオやカエルなど、どれもお馴染みの顔ぶれではあるが、クローズアップでとらえると意外な顔が見えてくる。特典としてポストカードが付いている。
蛙
ジュリアン
「蛙」は、過去にも同テーマで発刊しているが、よりダイナミックに構成した。「蛙」を象徴するものの1つに「眼」があると思うが、この本は蛙の「眼」を意識し製作している。また、できるだけ蛙のもつ表情をとらえるよう努めている。デザインはシリーズを通して福住修氏が手掛けた。特典としてポストカードが付いている。
蜥蜴
ジュリアン
「蜥蜴」は、おそらく蜥蜴だけを扱った写真集としては日本で初めてのもの。その姿、形はもちろん、蜥蜴のもつ「表情」を中心にフォーカシングしている。「蜥蜴」というと、庭先にちょろちょろ出てくるものを想像しがちであるが、ここに登場する鮮やかな色彩や奇抜な形の「蜥蜴」にはきっと驚くはず!特典としてポストカードが付いている。
キンダーブック しぜん12 「カメレオン」
フレーベル館
パンサーカメレオンの写真絵本。P28オールカラーで、ほとんどを撮り下ろした新作で構成した。目の動きや長い舌で餌を捕らえる瞬間など、カメレオンの魅力が満載。モデルとなった「パー君」は“サンバーバ”というマダガスカルの産地の繁殖個体。個体提供はJUNGLE EYES の鍛冶さん。現在は譲り受けて自宅にて飼育中。子供たちにカメレオンの可愛さ、不思議さが伝われば嬉しい。
大山椒魚
ビブロス
私の代表作ともいえる写真集。30cmの正方形という大型版は、見開きで倍の60cmという迫力! 大山椒魚は日本よりもむしろ海外での知名度が高く、後半は日本の川の四季を意識して構成した。また、大山椒魚を取り巻く生き物達も登場する。解説文は元姫路市立水族館館長・栃本武良氏、題字は書道家・榊莫山氏によるもの。購入して下さった方の多くが「想像以上に可愛い!」と女性に偏っていることに驚いている次第。2003年12月14日付けの朝日新聞の書評他、様々なメディアで取り上げられた。
アユ
日本の美しい魚
平凡社
川魚の王様ともいわれるアユ。日本人が最も愛する川魚がアユなのである。しかし、その生涯はたった1年と短い。この写真集は7年の歳月をかけ、日本の川の四季に「アユの一生」を重ねながら構成した写真集である。私の代表作の1つ。メイン・フィールドは紀伊半島南部の古座川など。それまで未知とされていた海での稚アユを初めて撮影した。序文を寄せて頂いたのは滋賀県立琵琶湖博物館館長・川那部浩哉氏。
ケロコレ
碧天舎
カエルのもつ色彩、形態、表情などをクローズアップ写真で構成した写真集。カエルという生き物を自然界の「オブジェ」としてとらえてみた。購入して下さった方の多くがデザイナーなどの「色」を意識している方々や若い女性であるのも特徴。ファッションデザイナーの山本寛斎氏が文章を寄せている。タイトルは「ケロケロ・コレクション」の略。カエル・ファン必見!
美顔礼讃
─両生爬虫類顔づくし─
平凡社
私が初めて手掛けた両生類・爬虫類の顔アップの写真集。写真の魅力をより引き出すため、背景をマットの黒色とした。発刊から8年が経過しているが、最も気にいっている1冊で、今でもたまにページをめくる。タイトル名は科学ジャーナリスト垂水雄二氏による命名。本書はサンフランシスコのクロニクル社より『REPTILES AND AMPHIBIANS』として(もちろん英語版)北米やカナダ、オーストラリア他で発刊されている。
家(ウチ)にもクマノミ!
カクレクマノミ・フォトブック
碧天舎
私としては珍しく淡水ではない魚の小写真集。可愛いカクレクマノミの表情にフォーカシングし構成している。石垣島の海中をメインに、カラフルな珊瑚礁の生き物も登場する。後半はカクレクマノミの水槽での飼育ガイドを掲載。タイトルの「家にも…」の「にも」は某アニメーション映画の主人公名に引っ掛けていることに気が付く人は案外と少ない(笑)。「ながめてカワイイ!飼って幸せ♥」がコンセプト。
ヤマケイ情報箱
田んぼの生き物図鑑
山と渓谷社
稲を作るための人工環境である田んぼ。かつては「コメ工場」として大量の農薬や除草剤が撒かれたが、現在は食の安全性という面からも有機農法や減農薬の田んぼが増えた。それに伴い「田んぼ」という環境そのものが注目されるようになってきた。本書は「田んぼ」に暮らす生き物達(雑草なども含む)の写真図鑑である。多くのコラムを挿入し、「田んぼ」の現状、ビオトープ、外来種などの様々な問題点についても触れた。小学館ビーパル誌他、多くの新聞、2005年10月2日放送の『情熱大陸』番組内でも紹介された。
決定版
日本の両生爬虫類
平凡社
カエルやサンショウウオ、トカゲ、カメ、ヘビなどのいわゆる両生類・爬虫類が優れた環境の指標種であるといわれて久しい。しかしながら、日本に生息する両生類・爬虫類をすべて網羅した図鑑は見当たらず、発刊が待たれていた。本書はライフワークとして長年に渡り、それらを撮影している方々と共著で作り上げたハンディー図鑑である。20編を越えるコラムや比較の意味から外国産の近似種なども取り上げている。
山溪カラー名鑑
日本の淡水魚
山と渓谷社
私がフリーとなり、本格的な図鑑に初めて携わったのが本書。主に編集サイドであったが、メイン・カメラマンの方々が撮影していなかった珍しい種類などを主に撮影した。モツゴ類3種の種解説も担当。発刊から16年が経過し、改訂版となった現在も本書を凌ぐ図鑑は発刊されていない。淡水魚図鑑の金字塔である。ただし、学名の変更や新種・外来種の増加など、そろそろ改訂版では補足しきれない状況だが…。
新装版 山渓フィールドブックス 2
淡水魚
山と渓谷社
1997年に発刊した「フィールドブックス淡水魚15」を改装し、新装版としたもの。基本的に内容は同じであるが、学名の変更等は最新のものに変えている。例えば旧版にてカワムツのA,B型としていたものに和名と学名が付けられたり、サケ属やフナ属などの学名も多数訂正している。装丁が、かつてのビニール張りから紙に変わったこともあり、定価は2000円から1600円に値下げ!お買得感満載の1冊となっています!
ヤマケイポケットガイド 17
淡水魚
山と渓谷社
「カメラマン殺し」とも当時はいわれたポケットガイド・シリーズ。280ページのフルカラーで、本体が1000円という購入者にとってはリーズナブル、カメラマンにとってはしんどいシリーズ! 幸いにして2000年の初刷りから現在までで5版。淡水魚の他、甲殻類・貝類なども多数掲載している。植物やキノコ、動物、野鳥などのポケットガイド・シリーズと共に書棚に揃えていただきたい。
学研マルチメディア図鑑
両生・爬虫類
学習研究所
日本産を含め、世界の両生・爬虫類を1,100種以上収録した決定版。日本産カエルの鳴き声を30本以上収録し、カメレオンの捕食の瞬間などの生態ムービー90本以上を収録している。マルチメディアを駆使した作りとなっており、学研の編集者の苦労が忍ばれる作品。監修はリチャード・ゴリス氏。私はカメラマンの中では恐らく最も多い600種類以上の写真を提供。子供からマニアまで楽しめます。
学研の図鑑
ニューワイド 爬虫類・両生類
学習研究社
全20巻にも及ぶ学研の学習図鑑、ニューワイドの1冊。このシリーズは他にも「水の生き物」や「魚」などにも多数の写真を提供しているが、「爬虫類・両生類」は制作・編集にも関わっており、写真掲載数は最も多い。ただし、執筆は行っていない。子どもが疑問に思うようなことは、多くのコラムを挿入し、分かりやすく解説。イラストも多く、ページをめくるだけでも楽しめる内容です。
REPTILES AND AMPHIBIANS(洋書)
サンフランシスコ・クロニクル社
サンフランシスコ・クロニクル社から発刊された両生類・爬虫類の顔のアップ写真集。解説やプロフィールなどはすべて英語。この本の中身は「美顔礼賛」(平凡社)であるが、表紙がアカメアマガエルとなり、英語であるだけで、がらりと雰囲気が変わった。表紙に英語が並ぶと、やはり格好がいい!海外で広く販売されているようで、知人からハワイのお土産で頂いたこともある(悲しいことに、私の本とは気が付いていなかったのだが・・・)。
日本産淡水貝類図鑑2
汽水域を含む全国の淡水貝類
ピーシーズ
『日本産淡水貝類図鑑1』が水系を限定しているのに対して、本書は全国版として汽水域までも含めた。1と合わせるとほぼ全種を網羅する。生態写真の他すべて白バックの標本写真を掲載し、分類のキーポイントを図示している。30編以上のコラムを挿入し、様々な貝類の情報も満載。著者は姫路市立水族館学芸員の増田修氏で、私の大学時代の研究室、部活共に直系の後輩。彼は、知識、経験など今や淡水貝類の第一人者となっている。
爬虫類・両生類800種図鑑
ピーシーズ
日本産を含む世界の爬虫類・両生類を800種類以上掲載した本格的な写真図鑑。企画から編集総括、メイン・カメラマンをつとめた。監修は千石正一氏。版型はA4判と大きく、図鑑部はフルカラーの豪華本。ペットトレードとして流通しているものが殆どだが、これだけの種類が載っている本は日本で過去に例がない。THE ALFEE 坂崎幸之助氏撮影のムカシトカゲも掲載している。
爬虫類・両生類200種図鑑
ピーシーズ
ペットトレードで流通している爬虫類・両生類を200種類セレクトし、飼育情報をメインに掲載した図鑑。企画から編集総括、写真を担当した。文は多くの著書をもつ菅野宏文氏。元ピーシーズの水越氏の写真も多数掲載。後半のモノクロページにて飼育や病気について詳しく解説し、餌カタログやビバリウムのための植物カタログ、ワシントン条約についてなど、分かりやすくまとめた。
手に取るようにわかるカメの飼い方
ピーシーズ
両生類や爬虫類を飼育する人が増えているが、中でもダントツに人気のあるのがカメ類である。本書は図鑑部と飼育部とを分けて構成。前半の図鑑部は厳選したカラー写真を掲載、入手ガイドも簡単にまとめた。飼育部ではカメの種類により飼育方法が異なることを考慮し、18通りものパターン別飼育をイラスト入りで解説した。また、カメの繁殖、病気のページも充実。種解説は鈴木崇文氏。
カブト・クワガタ・ハナムグリ300種図鑑
ピーシーズ
1999年11月、ついに外国産昆虫類の一部が事実上の解禁を迎えた。それに伴い、2000〜2002年にかけて5〜6冊の昆虫本を手掛けたが、本書は300種類すべて生きている状態で撮影掲載した決定版。幼虫、蛹、羽化シーンなど多数あり。ハンドブックながらハードカバー仕上げ。日本産ももちろん充実。クワガタ、カブト、ハナムグリの飼育ページでは、11の飼育パターンに分けて解説している。文は坪井源幸氏。
AROWANA
アロワナ
ピーシーズ
古代魚で知られるアロワナ。世界で5種類が知られ、本書はすべての種類を動きのあるグラフィカルな写真で構成。貴重な捕食の瞬間や産卵のシーンも掲載している。イントロダクションの「アロワナという魚」では多紀保彦氏、飼育と繁殖については東熱帯魚研究所の東博司氏、龍魚については台湾の周旭明氏が解説を担当。今のアロワナ・ブームに火をつけた1冊ということができるだろう。