Ryu Uchiyama onweb
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2008年10月1日
9月中旬からの大雨続きで川の水が引かず、水中撮影が全くできない状態です。かつてなかったほどの大雨が短時間に一気に降る傾向は、今後も高まるそうです。豪雨の場合、川のコンディションが戻るには最低でも1週間以上掛かります。水が澄んだと思ったら、次の大雨でまた濁る・・・。川に行けずに撮影ができないことが、これほどフラストレーションをためるとは思ってもみませんでした。
2008年9月27日
紀南の河口などで、メッキの姿が目立つようになりました。メッキとはヒラアジの仲間の幼魚を総称した呼び名で、銀白色をしているところから付けられました。小型のルアーなどで手軽に釣れ、塩焼きなどでも美味しいので人気があります。しかし、いざ釣れるとどれもよく似ていて区別が難しいですね。ギンガメアジ、ロウニンアジ、オニヒラアジ、カスミアジなどの幼魚が混じり、私も数年前は同定に悪戦苦闘しました。釣り場では、同じように釣れたメッキをつまんで頭を傾げている人も多いようです。
 そんな方にお勧めの図鑑があります。「釣り人のための遊遊さかな大図鑑」と、「釣魚識別図鑑-ここで見分けよう」(ともにエンターブレイン)です。普段から親しくさせていただいている、釣魚エッセイストの小西英人さんが執筆され、京都大学の中坊徹次さんが監修をされています。釣り人のための魚図鑑ですが、研究者でも驚くような内容も多いようです。メッキもまず間違いなく同定できると思いますよ。釣り人に限らず、漁業・水産関係者にも必須の図鑑だと思います。

釣魚図鑑
2008年9月9日
このたび、HPの運営会社が変わりました。移管の手続き上、数日前(恐らく3日程前)より、HPからいただいたメールの確認ができなくなっておりました。大変申し訳ないのですが、心当たりのある方は、再度お送りいただけますでしょうか。よろしくお願い致します。
2008年9月9日
来る9月23日〜28日に、ドイツのケルンメッセにてフォトキナ2008が開催されます。(www.koelnmesse.jp/photokina)フォトキナはイメージング産業の国際見本市で、写真に関するイベントとしては、東京ビッグサイトで行われるPIEと並び世界最大規模を誇る催しとなります。世界中から16万人の入場者があり、出展企業も世界約50カ国、1600社を数えるそうです。多くの日本国内の企業・メーカーも出展し、普段からお世話になっているノーリツ鋼機株式会社も出展します。
このたび、ノーリツ鋼機株式会社ブース内において、私の写真を展示することになりました。すべて銀塩で撮影した日本の川の水中写真と、アマガエルなどの水辺に暮らす生き物などを、1.2mほどに大伸ばしします。海外の方に、日本の素晴らしい水環境を知っていただければ、と思っています。
2008年8月19日
ウナギ、といえば日本の夏を代表する淡水魚ですが、その食べ方は様々です。
東京では一旦蒸してから食べるのが一般的ですが、関西では蒸さないようで、そのまま焼きます。
写真は熊野川水系で捕れた天然ウナギ3匹分を友人の店で焼いているものです。
捕った場所はアユが群れ、アマゴも混じる支流の中流域上部。ウナギは放流を行っていないので全てが天然物です。
背開きした身を串に刺し、そのまま焼いてからワサビ醤油につけて食べる白焼きは、今まで経験したことのない味でした。
ウナギと言われなければ分からないかもしれません。上品な脂とぷりぷりの身は絶品!
蒸してから食べる食感とは全く異なりますが、こちらの方がワイルドで、ウナギ本来の味が堪能できるような気がしました。

RICOH G600 オート F3.5 1/10 iso200 JPEG
ウナギ
2008年8月1日
先月は、熊野川水系へ水中撮影に何度も通いました。
今年は大型のサツキマスが多く、40cmを超えるものも目にすることができました。
透明度の高い支流が多く、カジカやアカザの数は非常に多いですね。
ただ、今のところ渇水気味で、川の水温が高いのが気になります。
 写真はRICOHの新製品、G600という防水、防塵対応のコンパクト・デジカメで撮影した熊野川支流です。
GRUのいいところを生かしつつ、水などに気を使わなくていいのでフィールド派には重宝します。
水深3mくらいまでの完全防水ならば、なお嬉しいです。
GRもそうですが、電源がリチャージブルバッテリーだけでなく、単四も使えるところがいいですね。
これから本格的な夏休み。水辺には防水機能のあるカメラがベストです!
(RICOHの宣伝のようですが・・・ご提供、ありがとうございました!)

DATE
RICOH G600 画質モード Fine iso200
熊野川支流
2008年7月5日
現在、抱えている何冊かの書籍の取材で、相変わらず飛び回っています。
本によっても異なりますが、最低でも1シーズン以上は取材を行うため、発刊までには随分と時間が掛かります。
よって、絶えず5〜6本の企画を同時進行し、まとまり次第出版、という形をとっています。
まだまだ作りたい本が山積みなのですが、自然や生き物が相手なので本当に時間が掛かります。
1冊の本に掛けた時間給を計算すると、バイトの方がいいのじゃないか!(笑)と思うことも少なくありません。
2008年6月2日
4〜5月の2ヶ月は、本当によく撮影を行い、取材にも出かけました。
この数年間では、この時期、最も多くシャッターを切った感じがします。
メーンは淡水魚でしたが、南紀の植物にもレンズを向けました。
今は、撮れば撮るほど新たなテーマが見つかり、時間もフィルムも足りませんね。
 関西は、そろそろ鬱陶しい梅雨に入ります。
川が濁り水中撮影ができなくなる季節なので、スタジオに篭って撮影することが多くなります。
川に潜れない日が続くとフラストレーションが溜まりますが、梅雨明けまでの辛抱です!
2008年5月7日
毎年、この時期はフィールドに出っ放しとなり、バタバタしています。
淡水魚は繁殖期に入るものが多く、植物も一斉に開花します。
リストを作って撮影を行っていますが、毎年時期が微妙にズレるため予定通りにはいきません。
ここで逃すと1年待ちとなりますので、多少無理をしても・・・と、撮影を優先です!
 生き物の本の需要が増える時期でもあり、「田んぼの生き物図鑑」が3刷目、
「フィールドブックA淡水魚」が重版、「いきものアート・蛙」が重版となりました。
ありがとうございました!
2008年4月24日
番組放送のお詫びです

29日放送予定の「ガラスの地球を救えスペシャル」は、近畿圏のみの放送ということが判明しました。申し訳ありません。
全国放送だと思っており、私の勘違いで多くの方に告知もしてしまいました。
ご迷惑をお掛けしましたこと、お詫びいたします。
近畿圏の方は、午前9時55分〜でご覧いただけます。今回の古座川は番組の最初のVTRです。
2008年4月18日
番組放送のお知らせ

先日、「ガラスの地球を救え 2008」の収録が終わりました。
この番組は朝日放送の環境特番で、同局が2000年の創立50周年を記念してスタートさせた番組です。
毎回、地球の環境をテーマに年1回放送され、今年のテーマは「見つめよう今そこにある危機〜そして再生へ(仮)」。
7時間におよぶ生番組!で、テーマ別に全国約15ヶ所からのレポートを紹介し、そのなかで私が携わった古座川の映像はトップバッターの予定だそうです。
タレントの前田耕陽さんがナビゲートされ、29日(火)、午前10時〜午後5時に放送されます。
 番組では、美しい清流である古座川が少しづつ汚れてきている現実や、地元での取り組みなどを伝えます。
番組内では私の撮影した写真も多数紹介されます。
 前田耕陽さんは1歳になる娘さんがおり、是非、家族で古座川に遊びに来たい、次世代に清流を残したいですね、と言っていました。
私と同じ東京の郊外出身だったこともあり、ざっくばらんに話ができ楽しい取材になりました。
是非、ご覧下さい!
2008年4月4日
写真展のお知らせ

第6回水中映像祭が開催されます。
今年の写真部門の作品は、O美術館にて4月4日〜9日まで展示されます。
今年のテーマは「水に生きる」で、水中カメラマンが一堂に会し、渾身の作品の数々を発表いたします。
是非、O美術館へ足をお運び下さい。
私は、ハッセルブラッドで撮影した作品を提出しています。


第六回水中映像祭写真展詳細

場所 0美術館 品川区大崎1−6−5 大崎ニューシティー2号館
   03−3495−4040
    期間 4/4(金)PM2;00より4/9(水)PM5:00まで
   上記以外の曜日 AM10:00よりPM6:30


水中映像祭 www.eizousai.net
2008年4月1日
番組放送のお知らせ

今月29日、テレビ朝日「ガラスの地球を救え!」という環境番組が放送されます。
午前中から6時間あまりの生番組だそうです。
私は、その中で古座川を舞台に川の現状と危機についてのコーナー(収録)に出演します。
詳しい時間などが決まりましたら、またここでお知らせしたいと思います。
2008年3月18日
昨年、和歌山県立近代美術館、田辺市立美術館、熊野古道なかへち美術館の3つの美術館が共同で開催しました「森のなかで」展のカタログが、この度ようやく完成しました。
展示をしました私のすべての写真と、インタビュー形式でのそれらの作品についてのコメントも掲載されています。使用しています水中カメラや、レンズなどにも触れています。
 このところ、“生き物”の登場しない、水そのものをテーマにした作品づくりを行っています。
水に関わる生き物の生態写真はもちろんですが、その背景にある水環境=淡水をどう捉え表現していくか、これから取り組もうと思っているテーマのひとつです。
この展覧会での作品は、そんな方向性が現れているかもしれません。
「森のなかで」展のカタログ
このカタログの購入方法などにつきましては、以下にアクセスして下さい。
よろしくお願い致します。

和歌山県立近代美術館 友の会 ミュージアムショップ
2008年3月1日
2月中旬からの猛烈な寒さは、南紀においても驚くほどでした。ちょうど梅の花が咲き出した頃でしたので、強風と寒さのため蜂が飛べず受粉ができているのか心配になっています、梅農家の知り合いも少なくないので・・・。 悪天候が続いたためフィールドでの撮影ができず、もっぱらスタジオでの水槽内撮影やフィルム整理、読書をして過ごしていました。昨年、家に来られた植物写真家の木原浩さんが、「自分の撮った写真をもっと良く見ろ」とおっしゃっていたことを思い出し、改めてフィルムを見直したりしてみました。すると、なるほど自分の欠点や、画面構成などを考える上でのヒントなども得られました。撮影した後も、自分の写真を繰り返し何度も見直すことはとても大切なことなんですね。
2008年2月7日
新聞連載のお知らせ

産経新聞にて、写真と文章の連載があります。毎週月曜日の科学面「写生」にて、2月11日(月)から8週の連載となります(紙面の都合などによりズレることもあるようです)。身近な水辺の生き物や淡水魚などを取り上げたいと思っています。よろしければ、月曜日の「写生」をご覧になって下さい。
2008年2月1日
二十四節気でいう「大寒」(1月21日前後)を過ぎてから、暖かかった南紀でも雪は降らないまでも底冷えのする日が続いています。それでも、ここのところ頻繁に古座川に通っています。川の透明度は冬が最も高いんです。雨が降らないので水量こそ少ないのですが、川水は実に清らかで美しく、冷たさも忘れてしまうほど。一見すると生き物たちは何もいないように感じますが、下流域ではカジカが繁殖期に入りました。瀬の石の下では黒くなったオスが、黄色い卵塊を守っていました。寂しく見える冬の川でも、命の営みを感じると嬉しくなりますね。
2008年1月15日
先月、研究会誌2誌に原稿が掲載されました。近年まで学術誌には投稿をしていなかったのですが、現場ならではの情報や研究者の方のお役に立てそうな情報などは「報告」という形で書いておこうと思うようになりました。今後も、機会がありましたら書いていきたいと思っています。掲載された会誌とタイトルは以下になります。

南紀生物(南紀生物同好会) 第49巻 第2号 P119
富田川河口域でのナガオカモノアラガイの生息記録  湊 宏・内山りゅう
Record of Oxyloma hirasei (Pulmonata:Succineidae)from the Tonda River
Estuary,Wakayama Prefecture,Japan

兵庫陸水生物(兵庫陸水生物研究会) No.59 P129-132
和歌山県南部地方の河川感潮域で見つけたアユカケの卵塊  内山りゅう
Egg mass of Cottus kazika in a tidal area of a river mouth in southern
Wakayama Prefecture,Japan

南紀生物におきましては、第48巻 第2号 P105-108(2006)
三重県で採集されたクボハゼ(ハゼ科魚類)  橋本健一・内山りゅう
Record of the gobiid fish Gymnogobius scrobiculatus in Mie Prefecture,Japan
という報告書も掲載されております。興味のある方はご覧になってください。

また、私が最も長く入会してきた魚類自然史研究会の会報「ボテジャコ」の表紙写真を、第12号より担当・提供することになりました。今回はアユを食うアユカケの写真です。新しい情報を仕入れ、勉強をし、書籍や図鑑制作等に生かしたいと思っています。
2008年1月7日
お知らせ

先日、「gallery」の写真を一新しました。2年前にHPをアップしてから初めて変えてみました。ご覧いただければ幸いです。他のカメラマンの方などのHPを拝見すると、嗜好を凝らしたものが多いのですが、私は「news」さえキチンと更新をしていないので・・・ブログなどはとても無理ですね。今年はなんとかまめに更新をしたいと思っています。
2008年1日1日
あけましておめでとうございます!昨年は、あっという間の1年でした。テレビではテレビ朝日「報道ステーション」“シリーズ淡水を歩く”の冬編、NHK・ハイビジョンスペシャル、同じくNHKの「ダーウィンが来た!」等の制作に携わり、書籍では平凡社、山と渓谷社、ジュリアンなどから6冊の本を出版することができました。また、田辺市立美術館、和歌山県立近代美術館での長期に渡る作品展もありました。その合間を縫うように各地で公演などを行い、気が付けば1年・・・といった感じでしょうか。
今年も何冊かの書籍を抱えており、テレビの番組制作にも携わりそうです。
しかし、今年は現場で撮影することを最優先とし、改めて“撮る”ことに専念したいと思っています。今一度、初心に戻って写真と向き合いたいと思います。今年もよろしくお願い致します!
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